《パリス1930 × 高山英紀》秋の饗宴

ミシュラン一つ星《パリ廳1930 × 高山英紀》
秋季新作「拾秋ブルゴーニュ ‧ 黄金の丘に映す豊穣」
光と影、テロワールが織りなすフレンチ原野の饗宴

 

ミシュラン一つ星を4年連続で獲得した《パリ廳1930 × 高山英紀》は、秋の原野をテーマにした新しいシーズナルコース
「拾秋ブルゴーニュ ‧ 黄金の丘に映す豊穣」 を発表いたします。ブルゴーニュの黄金色に染まる丘陵と収穫の息吹を、五感で味わう詩的な食体験へと昇華し、台北にいながら秋のフランスを旅するような時間をお届けします。
《パリ廳1930 × 高山英紀》は、正統派フランス料理の精髄を守りながらも、台湾の旬と独創的な表現を巧みに融合。視覚・味覚・香りを重層的に構築することで、自然と時間が交差する優雅な詩篇を描き出します。

今季のコースは、透明感から余韻へ、野趣から気品へと流れる詩のリズムのように展開。ブルゴーニュのコート・ドール(Côte d’Or)に差し込む光と収穫の気配から着想し、時間がもたらす静かな深みを表現しています。


前菜「季節野菜のミルフィーユ」では、火紅果、紫芋、緑大根を重ね、秋林の色階を描写。「タラバ蟹・トマト・アボカド」は澄んだトマトジュレと果実の油脂で秋の明るさを表現。「ロワイヤルフォアグラ ポルチーニのコンソメ」はサイフォンで目の前で注ぎ、森の香りが立ち昇る儀式のような一皿。メインの「ピジョン」では鴨胸とレバー、開心果ペーストでフォアグラを包み込み、外は香ばしく中はしっとり、秋禽の華やかさを表現。デザートはジャスミン茶と熟柿で締めくくり、果実と茶の余韻を秋のロマンへと昇華します。
 

2018年よりミシュラン星付きシェフ 高山英紀 が料理総監督を務め、フレンチ技法と日本的感性を融合させ、詩情と哲学を備えた現代フランス料理を創造。本季は「清から韻へ、野から雅へ」を軸に、藁燻香、ハーブ浸液、果実オイル、茶の余韻を重ね、黄金色の葡萄畑のような温かく深い輝きを皿に宿します。
細部と余白が響き合うところに、自然の静謐と豊穣の美が立ち現れます。

《パリス1930 × 高山英紀》秋の饗宴

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