【パリホール1930 × 高山英紀】ウィンターコース
ブルターニュの潮を拾い 冬の霜光をそっと抱く
フランス有数の食材の宝庫として知られるブリュターニュ。その冬の海岸線と内陸の荒野から着想を得て、冷冽で奥行きのある冬の味わいを描き出した季節のコースです。4年連続でミシュラン一つ星を獲得している《パリホール1930 × 高山英紀》では、冬季限定メニュー「Brittany Tides · Winter Frost」を発表いたします。提供期間は現在から2026年3月11日まで、お一人様 NT$3,600+10%よりご用意しております。
廚藝監督・高山英紀は、本コースにおいて「ジビエ」を主軸に、山と海が織りなす自然の対話を表現しています。中世ヨーロッパの貴族文化に根ざした冬の狩猟料理に着想を得たフランス伝統のジビエ料理を背景に、多彩な根菜類や希少な高級食材を厳選。繊細な火入れで仕上げた鹿肉のローストは、爽やかな馬告(マーガオ)を効かせたソースとともに、冬の森の純粋な息吹を映し出します。
また、高山が台湾を旅する中で得たインスピレーションから生まれた「蟹・舞茸・漢方魚湯」は、台湾、日本、フランスの要素を融合し、季節の滋養という思想を重ね合わせた一皿。寒い季節に寄り添う、穏やかな温もりと奥行きのある味わいをもたらします。
自然と生命への深い敬意のもと、旬の食材が持つ最良の瞬間を大切にし、緻密な味わいの構成によって、冬という季節が内包する静けさ、抑制、そして芯の強さを表現しています。